2023/02/10(金)
腰痛について③
ぎっくり腰, 坐骨神経痛, 椎間板ヘルニア, 脊柱管狭窄症, 腰椎すべり症, 腰椎分離症, 腰痛
こんにちは!施術院 壮 佐藤です
暫く更新が滞り、誠に申し訳ございません
前回の続きです
医師の高度な診断レベルでは
腰痛の85%は非特異的腰痛(原因不明)になり
原因が特定できる腰痛は残り15%である
と記載いたしました
残りの15%は
腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎すべり症等々。。。
何からかの診断がつき治療が行われる事となります
そして
根本的な原因を治療するために
手術
が必要となる事もありますし
手術が必要ないレベルであれば保存療法(薬物療法など)が選択されることもあります
しかし
原因が分かった腰痛でも
治療の効果に乏しいケースが有る事も事実
患者様からすると
原因不明の非特異的腰痛であるならまだしも
原因が特定できて診断名が有る腰痛なのに
なぜ治療をしても良くならないのか。。。
と強い憤りを感じてしまうのではないかと想像に難くありません
わたくし佐藤は
徒手的に施術を行わせて頂く徒手療法士です
その徒手療法士の視点で腰痛についてお話しするなら
原因が特定できる15%の特異的腰痛の患者様のその症状は
腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎すべり症等々が原因なのか?
という疑いを持って問診や検査を行っております
十数年前に参加させて頂いた研修会にて
痛みやしびれなどの症状が全く無い中高年者を画像診断したところ
半数以上の中高年者の脊柱(背骨)に何らかの変形があった
という研究の報告を教えて頂きました
この研究結果の意味するところは
腰痛やしびれの原因が脊柱の変形(脊柱管狭窄症や腰椎すべり症など)とは限らない
ということです
次回に続きます