リスク管理について

こんにちは。施術院壮　佐藤です。

以前の投稿で、腰痛も生活習慣病とし、日々の適切な運動が中長期的には腰痛改善に有効と書きました。

そのため、当院では施術のみならず、必要に応じて運動を行って頂く事があります。

現在、通院して頂いているお客様の中に、施術＋運動を行っている方がいらっしゃいます。

症状は慢性的な腰痛（臀部痛）です。

その方の腰痛は筋・筋膜に原因が有るため、筋力増強のための運動を行っております。

先日の出来事です。

その方は十数年前に心疾患により手術を行っていたため、運動前～運動後にバイタルチェック（血圧・脈拍・血中酸素飽和度測定）を行うのですが、脈拍を測定中に期外収縮（不整脈）がそれなりの頻度で出現している事が分かりました。

期外収縮は運動中に頻度が増加し、運動後には減少しました。

過去に心疾患が有った事を踏まえ、お客様のかかりつけ医に、運動中の期外収縮についての経緯をお手紙に書き、受診時にお渡しするようお願いしました。

結果的には、かかりつけ医から専門医へ紹介され、検査の結果、心臓の血管に問題がある事が分かりました。

これは、かかりつけ医への定期受診では分かりにくく、運動前後のバイタルチェックを行っていたからこその出来事です。

それも、心臓について深く学び、心臓リハビリテーション指導士を取得し、医療の現場で実践してきたたわたくし佐藤だからこそであると自負しております。

お客様のお身体の状態によっては運動も健康被害を及ぼすリスクになりますが、医療系の資格・医療機関での経験により、当院では十分なリスク管理により安全に運動を行っていただく事が可能です。

安心して当院をご利用ください！