ゴッドハンド　１

こんにちは！施術院壮　佐藤です！

様々な分野で、人間離れした技を持つ方を

ゴッドハンド（神の手）

と形容する事があります

医療や治療院界隈でもゴッドハンドと呼ばれる方がいらっしゃるようですが

その事について佐藤の見解を述べたいと思います

佐藤が過去医療機関に勤務していた頃

リハビリを担当させて頂いた方とその家族から２度ほど

「神の手だ」

と言われた事がありました

（ここから自慢話が始まる訳ではございません）

１度目は両人工膝関節全置換術を施行した方のリハビリを担当させて頂いた時でした

手術を行ったものの、両膝の痛みにより歩行困難な方でした

リハビリでは当院で現在も行っている徒手療法を施行したところ

両膝痛が緩和し歩行可能となったのです

その方は歩けるようになった自分に驚き、佐藤の手をさすりながら

「神の手だ」

と仰られたのでした

２度目は重度の精神運動発達遅滞がある１歳のお子さんのリハビリを担当させて頂いた時でした

リハビリに来られた際にいわゆる風邪症状があり、咳・鼻水によって呼吸が上手くできない状態で、苦しさからずっと泣き続けていたのです

徒手的に呼吸介助を行うと呼吸が楽になったのか泣き止み、その後のリハビリをスムーズに行う事が出来るようになったのですが

何をしても泣き止まなかったのに、呼吸介助により泣き止んだ我が子を見たお母さんが

「神の手だ」

と仰られたのでした

褒めて頂くのは嬉しい事ではありますが

これらは「神の手」によって起きた出来事ではなく

「医学」により起きた出来事です

徒手療法も徒手的呼吸介助も「医学」です

佐藤の手は神の手ではなく

その手で医学を実践しただけです

次回に続きます